2025/09/30 更新

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ミノシマ アキホ
蓑島 暁帆
MINOSHIMA Akiho
所属
病院 診療科 内科(循環器・腎臓)
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学位

  • 医学博士 ( 2018年12月   旭川医科大学 )

学歴

  • 旭川医科大学   医学研究科

    - 2018年12月

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    国名: 日本国

  • 旭川医科大学   医学部

    - 2000年3月

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    国名: 日本国

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 冠動脈プラーク内血管の三次元解析によるプラーク不安定化に関わる血管形成因子の同定

    研究課題/領域番号:22K16094  2022年4月 - 2025年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

    蓑島 暁帆

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    配分額:4,160,000円 ( 直接経費:3,200,000円 、 間接経費:960,000円 )

    本研究の目的は、障害血管外膜のVasa Vasorum形成異常が動脈硬化プラーク形成に連関しているのかを証明すると共に、Vasa Vasorumの微小血管の形成、成熟化に関わる因子を明らかにすることにある。そのために、冠動脈インターベンションの際にDCA(Directional Coronary Atherectomy)を用いて切除したプラークを採取し、採取したプラークを、組織透明化技術と三次元画像解析法を用いて、プラーク内の微小血管を詳細に評価を行っている。これまで、臨床的にLDLコレステロールが高値の症例で、脂質成分の多いプラークにおいて、微小血管の形状は細く密に集合している傾向があることを確認できている。今後は症例をさらに集めるとともに、Vasa Vasorumの微小血管の形成、成熟化に関わる新規因子を同定し、その発現を評価していく。

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  • 動脈硬化プラーク病変の進展制御に関する新規血管成熟化因子Ninjurin1の役割

    研究課題/領域番号:19K17547  2019年4月 - 2022年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究

    蓑島 暁帆

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    配分額:3,640,000円 ( 直接経費:2,800,000円 、 間接経費:840,000円 )

    研究は血管成熟化を制御する新規分子Ninjurin1(Ninj1)が、血管外膜から血管壁を栄養しプラークへのびる微小血管(vasa vasorum、VV)の成熟、安定化を介して、プラーク安定化に寄与していることを証明することを目的としている。
    マウスを用いた実験では周細胞特異的にNinj1を欠損することにより、VV形成の幼弱化、脆弱化を起こし、血管のリモデリングの病態が悪化することを確認した。
    臨床の冠動脈プラーク組織を用いた評価では、LDLコレステロール高値の症例では、プラーク内の微小血管の血管径が小さく密集している傾向があり、この血管の幼弱化がプラーク不安定化に影響を及ぼす可能性を示唆した。

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  • 再灌流障害抑制のためのヒート・コンディショニング法の開発

    研究課題/領域番号:17K09482  2017年4月 - 2022年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    竹内 利治, 長谷部 直幸, 蓑島 暁帆, 木谷 祐也

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    配分額:4,030,000円 ( 直接経費:3,100,000円 、 間接経費:930,000円 )

    急性心筋梗塞の再灌流療法時に、短時間の虚血と再灌流を繰り返すポストコンディショニングは梗塞サイズを縮小させ、その機序として熱ショック蛋白(HSP)の発現増強が関与していることを見出した。さらにHSP発現の増強がより期待できる温熱療法をポストコンディショニングに加えたヒート・コンディショニング法を開発して、心筋救済効果について検討した。初回急性心筋梗塞症例を対象にコントロール群とヒート・コンディショニング群の2群に無作為に割り付けた。ヒート・コンディショニング群では分離白血球中のHSP72発現量が増加し、心筋救済率は高く有効である可能性が示唆された。

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  • ハイブリッド・コンディショニングによる心筋救済法の開発とHSPを介する機序の解明

    研究課題/領域番号:26461052  2014年4月 - 2018年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    竹内 利治, 蓑島 暁帆, 長谷部 直幸

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    配分額:4,290,000円 ( 直接経費:3,300,000円 、 間接経費:990,000円 )

    初回急性心筋梗塞症例を対象にコントロール群とハイブリッド・コンディショニング群の2群に無作為に割り付けた。ハイブリッド・コンディショニング群では、下肢を5分間の加圧と5分間の除圧を繰り返すリモート・プレコンディショニングを3サイクル行う。その後、バルーンによる60秒間の拡張と30秒以内の再灌流を4回繰り返すポストコンディショニングを行い、最終的に適切なサイズのステントを留置した。両群ともに再灌流治療の前後で経時的に採血を行い、分離白血球中のHSP72発現量を定量的に評価した。ハイブリッド・コンディショニング法はHSP72、HSP73の発現を増加させ、再灌流障害抑制をもたらすことが示された。

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  • ハイブリッド・コンディショニングによる心筋救済法の開発とHSPを介する機序の解明

    2014年4月 - 2017年3月

    基盤研究(C)

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    ハイブリッド・コンディショニングによる心筋救済法の開発とHSPを介する機序の解明