2024/12/04 更新

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タカラダ ケンペイ
寳田 健平
TAKARADA Kenpei
所属
病院 中央診療施設等 周産母子センター

学歴

  • 旭川医科大学   医学部

    - 2006年3月

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    国名: 日本国

経歴

  • 旭川医科大学   助教

    2014年6月 - 現在

  • 遠軽厚生病院   産婦人科   職員(医療系)

    2010年4月 - 2013年6月

  • 市立稚内病院   産婦人科   職員(医療系)

    2009年4月 - 2010年3月

  • 名寄市立総合病院   産婦人科   職員(医療系)

    2008年4月 - 2009年3月

  • 上尾中央総合病院   初期臨床研修医   職員(医療系)

    2006年4月 - 2008年3月

論文

  • ドレーン挿入部に発生した5mmポートサイトヘルニアの1例 査読

    水﨑恵,片山英人,寳田健平,市川英俊,高橋知昭,加藤育民,千石一雄

    日本産科婦人科内視鏡学会雑誌   2018年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Pseudo-Meigs症候群を呈した卵巣小細胞癌肺型の1例 査読

    高橋知昭,片山英人,市川英俊,寳田健平,水﨑恵,西脇邦彦,千石一雄

    日本婦人科腫瘍学会雑誌   2018年4月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 産褥期に診断しえたParasitic myoma(寄生筋腫)の一例

    水無瀬 萌 寶田 健平 金井 麻子 木村 広幸 林 博章

    北海道産科婦人科学会会誌   59 ( 1 )   33 - 38   2015年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    子宮筋腫は婦人科疾患の中で最も頻度の高い疾患である。寄生筋腫は、子宮筋腫が子宮本体から分離し、他臓器から栄養血管を獲得して発育を継続したものと考えられ、自然発症の寄生筋腫は稀な疾患である。今回我々は、妊娠初期に漿膜下子宮筋腫を認め、分娩までの期間に子宮から脱落し、大網から栄養血管を得て発育を継続したと考えられる寄生筋腫症例を経験したので、文献的考察を加えて報告する。(著者抄録)

  • 胎児母体間輸血症候群の一例

    寳田 健平 金井 麻子 木村 広幸

    北海道産科婦人科学会会誌   58 ( 1 )   25 - 29   2014年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    妊娠後半期に胎児血が経胎盤的に母体循環に流入することで重症胎児貧血をきたすものが胎児母体間輸血症候群(Fetomaternal hemorrhage、以下FMH)である。妊娠35週で胎児機能不全のため緊急帝王切開を行い、FMHと診断した一症例を報告する。症例は36歳、3回経妊2回経産婦。自然妊娠で経過は良好であった。妊娠35週6日に2日前からの胎動消失のため来院。血圧は正常で、腹痛、性器出血は認められなかった。胎児心拍陣痛モニター(Cardiotocograph、以下CTG)において基線細変動が減少しており、一過性頻脈を認めないため入院管理となった。入院後のCTGでは断続的にsinusoidal patterが出現するようになり、基線細変動も減少したままであった。経腹超音波所見では胎盤に異常は認められなかったが、Biophysical Profile Scoring(以下BPS)において4点/10点(羊水量正常)であったため、胎児機能不全の適応で緊急帝王切開術を施行した。2206gの女児をApgar score 1分後1点、5分後3点で分娩した。児は全身蒼白で啼泣なく蘇生後NICU管理となった。臍帯血Hb2.0g/dl、出生児はHb2.6g/dlと高度の貧血を呈しており、出生直後からの輸血により一時はHb10.1g/dlまで貧血は改善した。しかしその後人工呼吸器管理によっても血中酸素飽和度(以下SpO2)が低下、心不全をきたし生後10時間で死亡した。母体血ではHbF2.6%、α-fetoprotein(以下AFP)18179.6ng/mlと両者とも異常高値でありFMHと診断した。(著者抄録)

  • 早期子宮体癌に対する腹腔鏡下手術における子宮マニピュレーターの影響に関する検討

    市川 英俊 寶田 健平 岡本 修平 横浜 祐子 加藤 育民 片山 英人 西脇 邦彦 千石 一雄

    北海道産科婦人科学会会誌   58 ( 1 )   81 - 84   2014年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    婦人科腹腔鏡下手術では、子宮操作のため子宮マニピュレーターが使用されてきた。だが、子宮体癌においては経卵管的に腹腔内へ腫瘍細胞が撤布される可能性があること、摘出子宮検体の組織学的artifactが増加することなどを考え、使用を避ける傾向にある。今回我々は、早期子宮体癌に対する腹腔鏡下手術において子宮マニピュレーターを使用し、手術成績および子宮マニピュレーター挿入前後の腹腔細胞診について検討した。2012年3月から2013年9月までの期間、子宮内膜組織診にて類内膜腺癌G1~G2、MRIにて筋層浸潤1/2未満と考えられ術前診断にてFIGO IA期とされた9例を対象とした。トロッカー設置後、腹腔洗浄液を採取。ベッセルシーリングシステムを用い、卵管狭部、卵管采部の2ヶ所で両側卵管をシールした後、KOHカップ、ニューモオクルーダー、子宮マニピュレーターを挿入。この際、使用する子宮マニピュレーターは良性疾患で使用しているバルーンタイプのものだが、今回の検討においてバルーンは膨らませないこととした。その後、再度腹腔鏡浄液を採取した。マニピュレーター挿入前の腹腔洗浄細胞診は全例陰性で、マニピュレーター挿入後も陽性化した症例は皆無であった。もし、マニピュレーターの使用が問題ないと示されれば、良性疾患のTLHと同様の良好な操作性から、手術時間の短縮、出血量の減少、ひいては、実施可能な施設の尚加といった多くのメリットをもたらすであろう。今後、早期子宮体癌の腹腔鏡下手術におけるマニピュレーター使用の可否について、多数例による前方視的な、長期予後を含めた検討が望まれる。(著者抄録)