2025/01/20 更新

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ヤマダ サキエ
山田 咲恵
YAMADA Skie
所属
医学部 看護学科 看護学講座
外部リンク

学位

  • 医学系研究科修士課程看護学専攻 ( 2016年4月   旭川医科大学 )

研究キーワード

  • 慢性閉塞性肺疾患

研究分野

  • ライフサイエンス / 高齢者看護学、地域看護学

学歴

  • 旭川医科大学   看護学研究科

    - 2016年3月

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    国名: 日本国

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  • 放送大学   教養学部   教養学科

    - 2014年4月

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    国名: 日本国

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経歴

  • 旭川医科大学   助教

    2016年5月 - 現在

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所属学協会

  • 日本エンドオブライフケア学会

    2022年4月 - 現在

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  • 日本在宅看護学会

    2016年5月 - 現在

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論文

  • コロナ禍での臨地看護学実習の実際と課題の質的分析~看護学科・看護部FACULTY DEVELOPMENT研修会より~ 査読

    荒ひとみ, 山田 咲恵, 井戸川みどり, 浅島結華, 原口眞紀子, 服部ユカリ

    旭川医科大学研究フォーラム第20巻   2023年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

    本研究の目的は、2020年~2021年かけてA医科大学病院で行われた臨地看護学実習を振り返り、コロナ禍で行った臨地看護学実習の実際とその課題を教育側と臨床側の双方の視点を通して明らかにし、コロナ禍に求められる臨地看護学実習の構築への示唆を得ることである。A医科大学の看護学教育FDにて、ワークショップに参加した看護教員及び看護師を対象に、臨地看護学実習の実際と課題についてディスカッションし、その内容を質的記述的に分析した。
    実習形態と病棟実習の実際は【実習時間短縮による実習内容の把握が困難】【工夫すれば実施できる看護ケアと見学のみになる看護ケアの増加】【患者と関わる時間は15分以内】などがあった。実習上での配慮は【限られた実習時間を有益なものにする指導者の努力】が必要であった。課題として【コミュニケーション能力低下への懸念】【変化する学生の特性と実習形態を考慮した指導の必要性】など13のカテゴリーが抽出された。実習時間の短縮により、学生のコミュニケーション能力や看護技術、アセスメント能力の低下への懸念があり、今後は、臨床と教育側の連携の強化と学生の思考を育てる必要性が示唆された。

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講演・口頭発表等

  • 過疎地域市町村の地域役員が抱く災害への思いと医療的ケア児家族に必要と考える支援 国際会議

    山田咲恵, 渡邊友香, 正源美穂, 江本千晴, 室矢剛志, 荻原弘幸, 照井レナ, 永谷智恵, 加藤千恵子

    第13回日本在宅看護学会学術集会  日本在宅看護学会

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    開催年月日: 2023年11月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:千葉県船橋市  

    【目的】医療的ケア児が居住している過疎地域市町村の自治会において、自治会長(町内会長)・民生委員(児童委員)の災害への思いと、医療的ケア児家族に必要と考える支援を明らかにすること。 【方法】研究に協力を得られた自治会長・民生委員等の地域役員7名を対象に半構成的面接を行い、質的記述的分析を行った。本研究は名寄市立大学倫理委員会の倫理審査の承認を受けて実施した。 【結果】分析の結果、440コードから16サブカテゴリーと5カテゴリーが生成された。以下、カテゴリーを<>で示した。過疎地域市町村の地域役員の災害に対する思いと医療的ケア児の家族に必要だと考える支援は<防災への役割意識を高めあえる地域づくり><災害時の支援体制づくりに必要な平時からの住民同士のコミュニケーション><地域役員には医療的ケア児や障がい者の災害時支援の役割があることに気づく><自然災害の経験をもとにした実践的な避難訓練がなされていなかった気づき><馴染みがない医療的ケア児と障がい者の情報不足から生じる支援への戸惑い>であった。 【考察】医療的ケア児が暮らす過疎地域市町村の地域役員は、防災対策として防災意識を高められる地域づくりや、平時からの住民同士のコミュニケーションが重要であるという思いを抱いていた。また、医療的ケア児と障がい者が支援対象であることの認識の希薄さ、情報不足による災害時支援の戸惑いは、医療的ケア児家族にとって深刻な問題であり、災害に備えた具体的な支援の検討が急務であることが浮き彫りとなった。

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  • コロナ禍での臨地看護学実習の実際と課題の質的分析 ~看護学科・看護部合同Faculty Development研修会より~

    山田咲恵, 荒ひとみ, 井戸川みどり, 服部ユカリ

    日本看護研究学会第49回学術集会  日本看護研究学会

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    開催年月日: 2023年8月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    目的:2020年~2021年かけてA医科大学病院で行われた臨地看護学実習を振り返り、コロナ禍で行った臨地看護学実習の実際とその課題を教育側と臨床側の双方の視点を通して明らかにし、コロナ禍に求められる臨地看護学実習の構築への示唆を得た。 方法:A医科大学の看護学科・看護部合同Faculty Development研修会に参加した看護教員及び看護師を対象に、臨地看護学実習の実際と課題についてディスカッションし、その内容をデータとした。データはグレッグ美鈴の文献を参考に質的記述的に分析した。 結果:分析の結果、126のコードから、29のサブカテゴリーと13のカテゴリーが生成された。以下、カテゴリーを【】で示した。コロナ禍での臨地看護学実習の実際と課題は【実習時間短縮により実習内容の把握が困難】【オンライン実習と教材の工夫】【工夫すれば実施できる看護ケアと見学のみの看護ケアの増加】【手術室・ICU・他部門などの見学中止】【患者と関わる時間は15分以内】【実習時間短縮の中での情報収集】【感染予防技術の向上と時間を意識した情報収集】【限られた実習時間を有益なものにする指導者の努力】【感染リスクを避けるための実習環境の調整】【コミュニケーション能力低下への懸念】【経験不足による看護技術やアセスメント能力低下への懸念】【変化する学生の特性と実習形態を考慮した指導の必要性】【臨床と教育の連携の強化】であった。 【考察】コロナ禍で実習時間は短縮されたが、教員は短縮代替としてオンライン実習や教材の工夫をする必要があった。指導者は学生が看護ケアを実践できるように工夫を行った。また、患者の経過を丁寧に説明し、思考を育てる働きかけを意識的に行っていたと考える。その一方で学生は感染予防行動の技術の定着と短時間で情報収集する態度が身についた。しかし、コミュニケーション能力や看護技術、アセスメント能力の低下の懸念があり、教員と指導者は、今まで以上に連携を強化する必要があると考えられた。

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  • 呼吸器専門医不在地域における慢性呼吸器疾患患者に対する保健所保健師の看護実践

    渡邊友香, 山田咲恵, 藤本清美, 照井レナ

    日本看護科学学会  日本看護科学学会

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    開催年月日: 2018年12月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:愛媛県ひめぎんホール  

    北海道内の慢性呼吸器疾患患者に対する保健所保健師の看護実践とは、患者が住み慣れた地域で療養生活を送るため、今ある保健医療福祉サービスの柔軟な運用の検討と、在宅医療の仕組づくりであった。保健所保健師の看護実践の特徴として、高齢結核患者の増加に対応し、市町村の介護保険担当保健師や介護サービス関係者との連携にし、重症化しないうちの受診勧奨も重要であると考えていることも明らかとなった。このように、地域での幅広い連携(ネットワーク)が大きな課題であることが示唆された。

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  • 慢性閉塞性肺疾患患者の急性増悪後を生きる体験

    山田 咲恵, 照井レナ

    在宅看護学会  在宅看護学会

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    開催年月日: 2016年11月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    慢性閉塞性肺疾患患者への急性増悪後の生活についてインタビューを行い現象学的手法により分析した。

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 過疎地域市町村で医療的ケア児を支援するための災害時システムの構築

    2021年4月 - 2025年3月

    科学技術振興調整費 

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    日本の小児医療の技術進歩と共に、かつては救えなかった命を救うことができている。その一方で、継続的に人工呼吸や酸素吸入などの医療的ケアを必要とする「医療的ケア児」の数は倍増し、今後も増加が見込まれている。近年頻発している災害時には、停電により医療的ケア児が使用している医療デバイスが停止する危険性があり、早急な対応が必要である。特に過疎地域市町村では社会資源が乏しく、公的支援には時間を要することから、医療的ケア児家族を支援するための地域における災害時システムが必要と考える。そこで本研究の目的は、過疎地域市町村で医療的ケア児を支援するための災害時システムの構築に向けた、現状と課題を明らかにすることである。これらの結果から、システム構築の実現が可能となり、医療的ケア児とその家族が、安心して暮らし続けられる町作り、さらには過疎地域市町村における小児在宅医療支援体制強化のための基盤づくりを考えている。

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  • 過疎地域市町村で医療的ケア児を支援するための災害時システムの構築

    2021年4月 - 2025年3月

    基盤研究(C)

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    日本の小児医療の技術進歩と共に、かつては救えなかった命を救うことができている。その一方で、継続的に人工呼吸や酸素吸入などの医療的ケアを必要とする「医療的ケア児」の数は倍増し、今後も増加が見込まれている。近年頻発している災害時には、停電により医療的ケア児が使用している医療デバイスが停止する危険性があり、早急な対応が必要である。特に過疎地域市町村では社会資源が乏しく、公的支援には時間を要することから、医療的ケア児家族を支援するための地域における災害時システムが必要と考える。そこで本研究の目的は、過疎地域市町村で医療的ケア児を支援するための災害時システムの構築に向けた、現状と課題を明らかにすることである。これらの結果から、システム構築の実現が可能となり、医療的ケア児とその家族が、安心して暮らし続けられる町作り、さらには過疎地域市町村における小児在宅医療支援体制強化のための基盤づくりを考えている。

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  • 看護系大学の在宅看護分野における看護技術教育コアカリキュラムの構築と評価

    2014年4月 - 2019年3月

    基盤研究(C)

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    看護系大学の在宅看護分野における看護技術教育コアカリキュラムの構築と評価

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  • 呼吸器専門医不在地域の慢性呼吸器疾患患者に対する看護職者の看護実践

    (選択しない) 

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    呼吸器専門医不在地域において慢性呼吸器疾患患者に看護職者がどのような看護実践を行っているかを明らかにするものである。

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  • 看護系大学における在宅看護学分野におけるコアカリキュラムの構築と評価

    文部科学省 

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    学士家庭における在宅看護のコアコンピテンシーの明確化とそれに基ずく在宅看護技術教育のコアカリキュラムの構築の評価。

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  • 慢性呼吸器疾患患者と看護職者の緩やかなネットワーク作り

    その他の研究制度 

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    本研究は呼吸器専門医不在地域において、慢性呼吸器疾患患者と看護職者の緩やかなネットワーク作りを目的としている。

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  • 呼吸器専門医不在地域の慢性呼吸器疾患患者と看護師の緩やかなネットワーク作り

    公益在団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 

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    呼吸器専門医不在地域における患者と看護師のつながりを持つために、インタビューを通して患者・看護師の相互理解を図る。

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その他

  • 慢性呼吸器疾患患者と看護職者の緩やかなネットワーク作り

    2017年4月 - 現在

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  • 慢性閉塞性肺疾患患者の生活体験について

    2016年5月 - 現在

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    慢性閉塞性肺疾患患者が在宅でどのような生活を送っているのか、
    フィールドワークを通し明らかにしている。

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職務上の実績に関する事項

  • 2021年3月 -2021年9月
    日本看護研究学会 第29回北海道地方会学術集会事務局