2024/12/14 更新

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イシカワ チエ
石川 千恵
ISHIKAWA Chie
所属
医学部 看護学科 看護学講座
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学位

  • 修士 ( 2012年3月 )

所属学協会

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委員歴

  • 日本看護診断学会 査読委員  

    2020年 - 現在   

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  • 日本看護診断学会 評議員  

    2016年 - 2020年   

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論文

  • 精神科認定看護師の役割開発を目指した北海道の精神科看護師学習ニードの実態調査

    石川千恵, 岩代純, 疋田健

    50 ( 1 )   45 - 51   2024年

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    担当区分:筆頭著者  

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  • 精神障がい者のライフヒストリーに影響を与えた看護師のかかわり

    石川 千恵

    日本精神科看護学術集会誌   64 ( 2 )   62 - 66   2022年8月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本精神科看護協会  

    本研究は、入院経験のある精神障がい者の語りから、入院医療における看護師のかかわりの影響を明らかにすることを目的に行った。倫理的配慮として、研究対象者に対して、研究内容および結果の公表、同意後の撤回の機会が保障されることについて説明し、対象者の意思で研究参加の諾否が決定され、承諾を得た。また、本研究は、旭川医科大学倫理委員会の承認を得た(承認番号:19122)。なお、開示すべき利益相反関係にある企業などはない。5名の対象者から入院経験の語りが得られた。A氏は統合失調症であり10歳代で発症し約20年間における複数回の入院経験と、主に家族と看護師との関係について語った。B氏は統合失調症であり、10歳代に発症し約30年間における複数回の入院経験と、主に当事者研究との出会い、当事者研究を看護師とともに行った経過について語った。C氏は統合失調症であり、数10年間における複数回の入院経験と当事者研究との出会い、パートナーとのこれからの夢について語った。D氏は統合失調症であり、数10年間における入院経験の語りのなかで「個人的に話をするっていうのは、こちらからいくしかないので」と看護師とのかかわりが少なかったことを語り、看護師に対する希望が語られた。E氏は気分障害であり、30歳代で発症し数年の間2回の入院経験と、自身の社会復帰について語った。5名のライフヒストリーに影響した入院経験看護師とのかかわりで語られた内容は、【わかってもらえた感覚】【ともにレクリエーションしたうれしさ】【ほどよい距離で存在する安心感】【日常生活の支援に関する感謝】【安心する声かけの発見】が示された。また【わかってもらえない無力感】【怒られた衝撃の継続】【話を聞いてほしいという思い】を抱きながら退院し生活していた。5名の語りから、多職種の支援を受け、いま体験しているつらさに寄り添い支えた看護師とのかかわりを経て、現在地域で生活していることがわかった。入院医療における看護の役割は、同じ地域で生きる生活者として治療過程に寄り添い、言葉で表現されない苦痛や苦労を知ろうとすることが大切であることを再確認した。(著者抄録)

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  • 精神看護学外来実習における学生の学びの構造

    石川 千恵, 長谷川 博亮

    日本精神科看護学術集会誌   60 ( 2 )   64 - 68   2018年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本精神科看護協会  

    本研究は、精神看護学外来実習における学生の学びの構造を把握し、精神看護学実習の基礎資料とすることを目的に行った。研究方法は、看護学科4年生59名が履修科目である精神看護学実習の中の外来実習で行った実習記録を対象とした。精神看護学実習終了後、提出された外来実習記録の「外来看護師の役割」「感想・その他」に記載された学びを抽出しカテゴリーにまとめた。学びの背景として、担当した患者の疾患名のデータを得た。倫理的配慮としては、研究者の属するA大学内の倫理委員会の審査・承認を得た後、対象学生に実習の成績評価が終了した後で、研究主旨、方法、研究参加の自由意志および匿名性の保障、成績には無関係であること、また、研究目的以外に使用しないことを口頭と文書を用いて説明し、同意の得られた学生の記録用紙を対象とした。実習記録に記載された氏名は消去し、ランダムに整理番号をつけ分析する。なお、本研究について発表者らに開示すべき利益相反関係にある企業などはない。結果、研究参加学生は57名であり、学生が担当した患者の疾患は、統合失調症が32名(56.1%)と最も多く、次いで睡眠障害が16名(28.1%)、双極性障害が4名(7.0%)、うつ病が3名(5.3%)、神経症が1名(1.8%)、てんかんが1名(1.8%)であった。看護学生が外来実習で学んだ内容は、【安心感を与える役割の重要性】【安全・安楽な環境を整える必要性】【限られた時間の中で適切な治療を受けられる援助の重要性】【精神障がい者が受診を継続できるような支援の重要性】【家族を含めた地域とのつながりの援助を行う重要性】【生活をベースに精神障がい者の力を伸ばす援助の必要性】【精神障がい者の特性の気づき】【学生自身の自己課題の発見】が抽出された。学生の学びは、精神科外来の看護で必要な援助といわれていることそのものであり、1日の実習、1人の患者との対話、実習指導者からのオリエンテーション、看護ケアの見学から学びとっていることが明らかになった。また、限られた実習時間の中で、必要な観察、アセスメントを行い、病棟や訪問との連携、継続看護の必要性を知り、外来で日常生活に合わせた患者の力を引き出す援助を提供できる、安心できる環境作り、関係性の構築の必要性を学んでいた。以上より精神看護学外来実習における教育的課題としては、1日の中で体験できることは限られており、体験できなかったことに関する学びを深めてもらうためにカンファレンスで補っていくことが教員、指導者に求められることが示唆された。(著者抄録)

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  • 臨床看護師による自殺予防看護実践の実態調査—第21回日本精神科看護学術集会専門Ⅱ 看護研究論文

    石川 千恵

    日本精神科看護学術集会誌 = The Japanese Psychiatric Nursing Society   57 ( 3 )   182 - 186   2014年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:東京 : 日本精神科看護技術協会  

    コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 雑誌

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    その他リンク: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I025992434

  • 病院に勤務する看護師による自殺予防のための看護実践に影響する要因の検討

    石川 千恵

    日本精神保健看護学会誌   23 ( 2 )   12 - 20   2014年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:日本精神保健看護学会  

    本研究の目的は,病院に勤務する看護師の自殺予防のための看護実践に影響する要因を明らかにすることである.一病院に勤務する看護師578名を対象に,既存文献から115項目の質問紙を作成し質問紙調査を行った.看護実践得点に有意な差がみられたのは,自殺念慮のある患者を担当した経験,自殺予防に対する感情および思考であった.重回帰分析(変数減少法)の結果,看護実践に最も影響の大きかった変数は,自殺予防に対する感情および思考であり,次いで自殺念慮のある患者を担当した経験であった.自殺予防のための看護実践は,精神科病棟以外の病棟においても,自殺予防に対して肯定的な感情および思考をもち,自殺念慮のある患者を担当した経験を活かしていた.今後,自信のなさを軽減し,自殺予防のための基本的な関わり方を得るための研修の実施や,自殺予防に対する感情を表出する場と共有できるサポート体制構築が急務である.

    DOI: 10.20719/japmhn.kj00009702520

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    その他リンク: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026060499

  • 精神保健看護実習での「対象理解」についての学び-A大学看護学科4年生の実習終了後のレポートから‐

    沖野公子, 石川千恵, 内山寛美

    旭川医科大学研究フォーラム   9 ( 1 )   73 - 75   2009年3月

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  • 患者-看護師関係で意識化された自己の傾向と関わり うつ病患者との関わりから得られた一考察

    石川 千恵

    日本精神科看護学会誌   49 ( 2 )   109 - 113   2006年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:(一社)日本精神科看護協会  

    精神障がい者の看護基準や看護計画で表現されることは、抽象化された意味のある用語を用いられているので、個々の場面で具体的にどのような関わりを行うのかが共有できないと感じている。自分自身、抽象化された用語の意味を考えずに関わっている事や、意味のある関わりを行っていても意識できていないことがある。個々の対応場面で意識化された看護実践にするためには、自己理解する必要があり、客観的に振り返り、意味づけする過程が重要である。精神科看護において中核とされる患者-看護師関係、なかでも「自己を知るということは看護という仕事をおこなう者には絶対に欠かせない必要条件である。」と述べているペプロウ人間関係の看護論を基に振り返ることで、自己の傾向と行った看護を知り、意識化した看護実践のために活かしたいと考えた。今回、認定看護師取得のため3週間の実習期間中、自殺企画の既往があるA氏を受け持った。うつ病回復期看護における関わりを振り返り、ペプロウの看護場面の諸局面(方向付け、同一化、開拓利用、問題解決)に分類、分析した。そして、自己の傾向と看護師の関わりを意識化する目的で考察し、以下のことが意識化できた。1.方向づけの局面では、言葉で表現されない患者固有のニーズに焦点をあてる事で安心感を得られ、ともに方向づけのプロセスに参加できた。2.同一化の局面では、身体症状として表現される葛藤を感じ取り、受け止めることと、自分らしさを表現する事が関係性の構築に有効であった。3.自己の傾向として、「うつ病」という疾患的枠組みで見ている自分と、看護師の知覚が患者にとって適切かどうかを確認している自分に気づいた。(著者抄録)

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MISC

講演・口頭発表等

  • 旭川医科大学看護職キャリア支援センター教育プログラム開発部門による実習指導者研修プログラム受講者の成果の検証

    神成陽子, 石川千恵, 井戸川みどり, 苫米地真弓, 白瀧美由紀, 植山さゆり, 升田由美子

    日本看護研究学会第50回学術集会  2024年8月 

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  • 精神科認定看護師の役割開発にむけた北海道における精神科看護師学習ニードの実態調査

    石川千恵, 岩代純, 疋田健

    第49回日本精神科看護学術集会  2024年6月 

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  • 旭川医科大学看護職キャリア支援センター教育プログラム開発部門の取り組み

    神成陽子, 石川千恵, 升田由美子, 阿部修子, 井戸川みどり

    第49回日本看護研究学会学術集会  2023年8月 

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  • A市内の基幹病院における外国人患者と家族への看護実践上の困難

    植山さゆり, 升田 由美子, 阿部 修子, 井戸川 みどり, 尾崎 靖子, 神成陽子, 石川 千恵, 平瀬 美恵子, 奥田 久美

    第7回国際臨床医学会学術集会  2021年11月 

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  • 精神障がい者との関わり

    石川千恵

    平成24年度斜里地域ケアマネジャー連絡協議会研修会  2012年9月 

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  • コミュニケーション障害を持つ患者の疼痛評価~緩和ケアチームと病棟スタッフの協働が有効であった一例~

    笹田 豊枝, 阿部 泰之, 若井 明子, 石川 千恵, 間宮 敬子

    第15回日本緩和医療学会学術集会  2010年6月 

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  • 精神疾患をもつ患者の痛みをいかに評価するか

    若井 明子, 石川 千恵, 阿部 康之

    第33回日本死の臨床年次大会  2009年8月 

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  • 末期がんにある統合失調症患者の「慢性疼痛」-一事例の実践報告-

    石川 千恵, 若井明子, 阿部 康之

    第15回日本看護診断学術大会  2009年 

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  • 精神障害者との関わり

    石川千恵

    ワーカーズコープ旭川福祉事業所  2016年10月 

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  • 看護学生の精神的健康度及び日常生活状況の実態調査

    九鬼智行, 川嶋勇平, 真下祐太, 石川千恵

    第13回日本うつ病学会総会  2016年8月 

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  • 症状別看護(自殺企図・悪性症候群・暴言暴力)

    石川千恵

    旭川訪問看護ステーション連絡協議会研修  2013年2月 

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